草刈りの草を放置するな!どんなことが起きるかを解説

草刈りの草を放置するとどのような状態になるんだろう?

そもそも草刈りをしないで放置するとどうなるんだろう?

そんな疑問を持つ方も少なくないのではないでしょうか。

結論から言うと、草刈りをしないで放置するのも、草刈り後の草をその辺に放置するのも、よい事ではありません。

そこで今回は、刈った草を放置した際に起こる悪影響やトラブル、また刈った草の処分方法についてご紹介していきます。

草刈りをしないで放置すると起こる3つの悪影響

草刈りをしないで放置し続けると、自分だけでなく近所迷惑に発展ケースがあります。

具体的に、下記3つの悪影響があります。

健康に悪影響が出る

雑草には、アレルギーを引き起こす成分が多く含まれています。

例えば、花粉症の原因の1つである「ブタクサ」です。

他にも下記のような成分が含まれています。

引用:https://style.nikkei.com/article/DGXDZO76666590V00C14A9W13001/

少量であれば反応しないものも、雑草を放置しつづけると、アレルギーを引き起こす原因にもなり得ます。

近隣住民の苦情にもつながるので、定期的な草刈りは必須です。

悪臭を放つ

雑草の中には匂いがキツイ物も存在します。

特にドクダミは匂いがキツイ雑草として有名で、放置したら鼻が曲がるくらいの臭いになります。

とは言え、ドクダミは十薬と呼ばれる生薬の一種で、解毒や動脈硬化の予防があるとされているので、害ではありません。

アサヒ飲料の十六茶にも含まれる成分としても有名なので、健康になりたい方は煎じてお茶にしたり、お風呂に入れて活用することもできます。

害虫が発生する

雑草は湿気が程よく含まれ、かつ隠れ家として最適なため、虫が過ごしやすい環境です。

そのため、ダニやハエ、ゴキブリといった害虫が、雑草には集まりやすいです。

当然、家に入って来てしまうこともあるので気を付けましょう。

草刈り後の草を放置した際の2つの悪影響

草刈りで疲れ切った後の草の処分は、できればしたくないはずです。

しかし、草刈り後の草を放置し続けると、2つの問題が発生してしまいます。

草が腐敗して異臭が起きる

草刈りで疲れ切った後の草の処分は、できればしたくないはずです。

しかし、草刈り後の草を放置し続けると、2つの問題が発生してしまいます。

草刈り後の草を放置しておくと、段々と腐っていきます。

この腐った状態の草は、とにかく臭いです。

元々、強烈な異臭を放つドクダミなどの雑草は、腐ることで更なる異臭を放ちます。

草刈り後の雑草を家の庭に放置してしまうと、四六時中、異臭と共に過ごさなければならず、大きなストレスになります。

虫が増えるので健康に悪い、近所迷惑になる

腐った草にハエやゴキブリなどが群がるので、それらが自宅の中に入れば気持ち悪いですし、健康にも良くありません。

もちろん、ミミズの様に草を分解してくれる益虫もいますが、同じくらい害虫も群がってくるので、放置はおすすめしません。

そしてその害虫の被害をご近所にも与えてしまうでしょう。

草刈りした後の草はこうやって処理する

草刈りした後の草の正しい処理の方法をご紹介します。

簡単にできる事なので初めて知ったという方はぜひ試してみてください。

シートにの上に乗せて天日干しをする

まずは刈った草をビニールシートの様な物の上に乗せて天日干しをします。

こうする事で確実に刈った草を枯らす事ができます。

具体的な天日干しの方法は後述します。

もちろん、天日干しをしないで燃えるゴミとして捨てても良いのですが、メリットは早く処分ができるという事だけで、重いし、かさばるしでデメリットも少なからずあるので天日干しをおすすめします。

燃えるごみとして処理をする

枯らした後の草をゴミ袋に詰めて燃えるゴミの日に出すというのが、王道の処理方法です。

カサカサと音がするくらいに乾燥させると、刈った直後の草よりも、より多くの草をゴミ袋に詰める事ができます。

水分がなくなった雑草は非常に軽くなります。体感ですが2分の1~3分の1くらいにまで軽くなります。

湿気た草をそのまま詰めると、水分の分だけ重くなりますし、思ったようにゴミ袋に詰める事ができないので、結果的にゴミの量が増えてしまいます。

ゴミ捨て場にまで持っていくのも一苦労ですので、天日干しをするのをおすすめします。

刈った後の草は良質な肥料にする事ができる

天日干しでカサカサになった草は、良質な肥料として使うことができます。

庭に穴を掘って、その中に以下の物を詰め込みます。

  • ・天日干しした草
  • ・石灰
  • ・米ぬか

こうする事で発酵を促す事ができ、しばらくすればお店で買う様な良質の肥料が出来上がります。

家庭菜園などを行っている方はぜひ一度試してみて下さい。

刈った後の草の天日干しをする際の注意点

草はできるだけ平らになるように干す

天日干しの際はできるだけ平らになる様にビニールシートの上に干して下さい。

重ねて天日干しをすると下の方にある雑草まで太陽の光が届かないのでキチンと乾燥しません。

数日もすれば乾燥してカサカサの状態になるので、乾燥しきったら処分しましょう。

天日干しの際に土の上に草を放置しない

抜いたばかりの雑草はまだ完全に死んだ状態ではないので、土の上に放置すると、再び根付く可能性があります。

それくらい雑草の生命力はたくましいのです。

せっかく雑草を刈ったのにまた根付いてしまっては労力の無駄遣いになってしまうので、天日干しの際はビニールシートを利用して土と雑草を離しておくようにしましょう。

敷物はビニールシートでなくても代用できますが、新聞紙などでは夜露で濡れてグチャグチャになって、処分が大変になる可能性があります。

そう考えると敷物は濡れても汚れてもすぐにキレイにする事ができる、ビニールシートがベストだと言えるでしょう。

風で雑草が飛んで行ってしまうという事はないの?

風で雑草が飛ばされてしまうという事はあまりありません。

雨が降った後の落ち葉がそうであるように水分が含まれていて重いですし、地表に近ければ近い程風の影響を受けにくくなるからです。

よほどの強風ならば飛ばされる事もあるでしょうが、基本的には心配はないでしょう。

もし、飛ばされてしまったのならバケツやコンポストを利用するのをおすすめします。

外壁があるので、風の影響をうけずに乾燥させることができます。

雑草を重ねる事にはなってしまいますが、埋めて処分するのなら多少濡れていても、余程強い雑草でもない限りは再び根付いて顔を出すという事はありません。

雑草が枯れた後はどうすればいいのか

雑草が枯れた後の処分方法は2つあります。

  • ・30cmくらいの深さの穴を掘って埋める
  • ・燃えるゴミとして処分する

カサカサに天日干しされた雑草は既に死んでいる草なので、前述の様な再び根付くということはありません。

そのまま穴を掘って埋めれば土に還ります。

穴を掘る作業が面倒くさい方は燃えるゴミとして処分するのが手っ取り早い方法です。

燃えるゴミの処分に関しては地方自治体ごとに処分の方法が異なるので、お住まいの地域のルールに従って処分して下さい。

土の上に刈った雑草を自然消滅させるのにどれくらいかかる?

ビニールシートを敷かずに放置して自然消滅を待つ場合、大体1年くらいはかかります。

放置⇒腐敗⇒分解⇒消滅というプロセスを経て消滅するので時間がかかるのです。

しかも腐敗していると害虫も寄ってきますし、臭いです。

ストレスの原因にもなるのであまりおすすめはしません。

地面に放置するので前述の通り、地表に近い分だけ風の影響を受けにくいので風で飛ばされる事はないでしょう。

草刈りの草を放置した時に起きるトラブルまとめ

草刈りの草を放置した時に起きるトラブルについてまとめると、以下の様になります。

  • ・草を刈らずに伸び放題は百害あって一利なし
  • ・刈った後の草を放置すると臭いし害虫も発生する
  • ・刈った後の草の処分は天日干しをすると良質の肥料の材料になる

草刈りは大変な作業であるのも事実ですから、どうしても手に負えないという方は業者に依頼するのも良いでしょう。

健康を守る上でもご近所との付き合いの上でも重要な事の1つですから、放置しないようにして下さいね。

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